2018年07月10日

「オカルトの基本を学ぶ」とは?

以上でお分かりと思いますが、「オカルトの基本を学ぶ」というのは、もちろん、オカルト的な現象をただ拾い集めて、面白おかしく語るというものではありません。また、そのような現象について、単に、真実を究明したり、考察するというだけのものでもありません。しかし、だからと言って、「オカルト」の領域にマニアックに突き進み、深く探求していくというものでもないのです。

最初の記事で述べたように、「オカルト」については、「科学との関係」ということを抜きにしては、本当には、語れないところがあります。あるいは、「科学との関係」をしっかり見直さないで、「オカルト」のみで突き進むことには、本当に危険な面があります。オウム真理教にもありましたが、一見「科学的」に見えながら、実際には「疑似科学」そのもので、「オカルト」の偽装でしかないようなものもよくあります。それは、「科学との関係」が、本当には見直されていないことから、来ていると思います。

また、前回、「精神医学」は、実効的な意味で、「オカルトを捨てる」発想を支える、強力なイデオロギーだと言いました。しかし、だからといって、「精神的な病」とされるものが、実際には、ただ「オカルト的なもの」に惑わされているだけで、何ら「病的」ではないというわけではありません。むしろ、「オカルト」的なものが、実際に、「危険な力をもったもの」であるが故に、それに惑わされることは、社会的には、「病的」と評されることにもなるような、危険な状態をもたらすのです。

そのようなことも踏まえれば、「オカルトの危険性」にも、十分目を配って行かなくてはなりません。「オカルトの危険性」を重視するからこそ、「オカルト」を、「基本からしっかりと学ぶ」ことが、重要なことにもなるのです。

そういうわけで、「オカルトの基本を学ぶ」と言っても、ことはそう簡単なことではありません。「科学との関係」や、それを問うことの意味自体を、顧みて行うとなると、「歴史的」な考察や「哲学的」な考察も必要となります

このように、これまであまりなされたことのない試みであり、意欲的な試みなのですが、できる限り、分かりやすく、誰にも分かるような表現を目指すつもりです。
posted by ティエム at 23:32| Comment(0) | オカルト全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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